WHAT'S pick up color?
pick up color 展は、横浜美術短期大学(現:横浜美術大学)卒の作家6人が、
油彩、アクリル、ドローイングの平面作品を発表するグループ展。
テーマとして、たくさんの色の中から毎年ひとつをピックアップし、
作家それぞれの色に対する捉え方の違いを発見しながら
作品の新たな展開を目指す場として、
毎年1月Art Gallery 山手にて開催しています。
また、テーマ色から植物が芽を出して成長していく過程を連想し、
それに重ねて私達の作品の変化を訪れる人々に感じて貰うことがねらいです。
2008年に「サップグリーン」から始まった色のバトンは、
2009年「きいろ」、2010年「ももいろ」、2011年「ムラサキ」、
2012年「しろいろ」、2013年「そらいろ」 になりました。
若葉であった私達が成長し、つぼみとなり、 花を咲かせ、
実を結び、 綿毛となり大空へと飛び立ったイメージです。
2014年は過去の6色をひとり1色ずつ割り振り「にじいろ展」、
2015年は綿毛が飛び立った空の先の太陽をテーマに「あか展」、
2016年は浮遊していた綿毛が新たな芽を出すために
着地した地面の色として「土いろ展」を開催しました。
土いろ展会場にて来場者の方々に テーマ色を決めるアンケートに参加していただき、
10年目となる2017年の展示は「夢いろ」展 となりました。
地面に降り立った種が、温かな土にもぐり、新しい命となる夢を見る…
そんなイメージの「夢いろ」を皆様にご覧いただけたこと、心より感謝申し上げます。
2017年が皆様にとって、夢がかなう 恵みの年となりますように。
作家一同 11年目に向け精進して参りますので 宜しくお願いいたします。
●●●● 2017年1月 pick up color 夢いろ展 終了いたしました。 ●●●●
ご来場ありがとうございました。
pick up color 夢いろ 展
2017/01/19(木) - 29(日)
※今展示のみ25(水)休廊
11:00 - 19:00
※最終日17:00まで
井上宇史、田島愛及、出羽未典、出羽由紘、尾友香里、米倉寿音
●●●● pick up color artists 活動予定と報告 ●●●●
●●●pick up color artists. LINEスタンプ販売開始。 2016.12.
●●●PICK UP COLORS 終了 2016.11.
●●●田島愛及、【第9回 横浜 山手の坂道と風景展 PART1】終了 2016.07.
『花びら散る5月の庭で』 158mm×227mm(SM) キャンバスに油彩
●●●出羽由紘、あぷりこっとつりーで看板犬の絵 展示中 2015.06.
裏原宿にある外国産の雑貨を取り扱うかわいいお店の あぷりこっとつりー で
pick up colorメンバー出羽由紘のわんちゃんの絵が展示されています。
お近くにお出かけの際は、ぜひお店を覗いてください。
●●●2016年1月14日-24日 pick up color 土いろ展 終了 2016.01.
Art Gallery 山手 でのpick up color 展・第9弾の「土いろ」展が無事終了いたしました。
今年も作品をご覧くださった皆様、ありがとうございました。
11月と、2017年の1月をお楽しみにお待ちください。
●●●田島愛及、【横浜美大卒業生と次世代を担う画家たち展】終了 2015.10.
●●●田島愛及、出羽未典、【横浜 山手の坂道と風景展】終了 2015.08.
pick up colorメンバー田島と出羽(未)が参加した Art Gallery 山手 での
【横浜 山手の坂道と風景展】、無事に終了しました。
作品をご覧くださった皆様、ありがとうございました。
●●●長尾友香里、かわかみ画廊で二人展 終了 2015.07.
●●●【コレクターたちの饗宴展】終了 2015.04.
pick up colorメンバー6人で参加した、 ギャラリーゴトウ でのコレクターたちの饗宴展が終了いたしました。
活動を応援してくださるpick up color展常連のみなさま、いつもありがとうございます。
Art Gallery 山手の展示とちょっと違った[無色展]をお楽しみいただけたでしょうか。
新たな出会いを与えられ、展示のことやメンバーの作品を多くの方に知っていただき感謝です。
コレクター、作家、お客様と交わりをさせていただいた中で得たことをプラスにし、各自励んで制作いたします。
さて、来年の1月、Art Gallery 山手でのpick up color展は何色か… ぜひ覗きにいらしてください。
●●●● pick up color artists 紹介 ●●●●
田島 愛及
Tajima Airi
主に自然や日常の中にある光を描く。
海の絵などの風景画は現場で取材を重ねており、
鑑賞者にはどこか懐かしさを感じさせる不思議な世界になっている。
温かな色味の濃厚な油彩で、大きな画面にのびやかに筆を走らせることを好む。
2016年1月 pick up color 土いろ展 展示作品
「地から生まれ空を舞い地に戻る」
キャンバスに油彩
910×910mm(S30)
2016年 pick up color 土いろ展 展示風景
●●●あぷりこっとつりーで看板犬の絵 展示中
出羽 由紘
Dewa Yuhiro
日常にあるものの形の面白さに焦点を置き制作しており、中でも柔らかく巡る形が好き。
実、たまご、おっぱいなど「始まり」や「生まれる」もの、「巡る」ものを連想するモチーフを優しい色合いで描く。
画面の中で線に沿って形で遊べる絵になっていればよいなと思っている。
油絵の具にダンマルを混ぜ、薄くグレースを重ねて画面を作る。
2016年1月 pick up color 土いろ展 展示作品
「サンカクカクケーキ」
キャンバスに油彩
652×530mm(F15)
2016年 pick up color 土いろ展 展示風景
井上 宇史
Inoue Takafumi
何でもない日常のふとした感情や情景、希望や欲望などを抽象的に油彩で表現。
メディウムを混ぜて絵の表面に独特のマチエールを出すのが好き。
最近は作品上の気持ちの流れをパンダやきりんなどの動物に置き換えている。
2016年1月 pick up color 土いろ展 展示作品
「無題」
キャンバスに油彩
910×910mm(S30)
2016年 pick up color 土いろ展 展示作品
「明日をみてる」 180×140mm
出羽 未典
Dewa Minori
思わず探しちゃう「みつけないで」シリーズや、
触りたくなるホイップクリームなどすいこまれる写実的油彩を制作。
影やキワの色の乗せ方がはっきりしておりモチーフがそこにあるかのような存在感がある。
メインテーマの「みつけないで」シリーズは、複数ある食べ物や連続する模様の中に潜む人物を描いた作品。
人物は後姿や顔を隠している姿で周囲に混ざっているが、隠れながらも自分の存在をアピールしている。
2016年1月 pick up color 土いろ展 展示作品
「ドーナツ」
キャンバスに油彩
910×910mm(S30)
2016年 pick up color 土いろ展 展示風景
長尾 友香里
Nagao Yukari
透明感のあるデザートや瑞々しいフルーツなど、綺麗で美味しそうな食べものをクローズアップして描く。
モチーフは基本的に自分で料理&セッティング、写真に撮り資料とする。
主にパネルやキャンバスを下地のジェッソで整えてアクリル絵の具で描き始め油彩で仕上げる。
2016年1月 pick up color 土いろ展 展示作品
「fruits and seeds Ⅱ」
キャンバスにアクリル・油彩
910×910mm(S30)
2016年 pick up color 土いろ展 展示風景
米倉 寿音
Yonekura June
身近な人・動物の表情やポーズと妄想を混ぜあわせた細かいドローイングやアクリルを制作。
芯をとがらせた0.9mmのシャーペンやすごく細い面相筆で、毛類をひたすら描くことを楽しむ。
描く人物はみんな同じ顔に見えるが、感情がちょっとずつ違う。
創ることと、生きること。考えている。
2016年1月 pick up color 土いろ展 展示作品
「レッツエンジョイアングラワールド」
パネルに油彩
910×910mm(S30)
2016年 pick up color 土いろ展 展示風景
※ pick up color についてのご質問は YONE JUNE をおよびだしください。